ベースのブリッジミュートの方法とおすすめグッズをご紹介

「ベースの音(サスティーン)が伸びすぎて邪魔だな・・・」

そんな時はブリッジミュートが有効です。
またブリッジミュートをすることで、ベースの音色を変えることもできます。

ブリッジミュートを身につけて演奏の幅を広げましょう!

ブリッジミュートの役割

ブリッジミュートの役割は大きく分けて2つあります。

ブリッジミュートの役割
  • ベースの音の伸び(サスティーン)を短くする
  • ベースの音色をモコッとした丸みのある音にする

なぜわざわざ音の伸びを短くするかというと、
ベースの低音がメロディや曲を邪魔する場合があるからです。

特に歌モノ(メロディを強調した比較的スローテンポな曲)などでは、低音が目立ちすぎると曲のバランスを崩してしまいます。

ブリッジミュートを使うことで、ベースの音の耳障りな部分を取り去ってあげることができます。


例えば松任谷由美さんのひこうき雲のベースはおそらくブリッジミュートではないでしょうか。
ゆったりとした曲調にミュートの効いたベースがピッタリと合っています。

MEMO
もちろんジャンルや曲によってはミュートなしの重い低音が必要な時もあります。
使い分けが大切です。

ブリッジミュートのやり方

ブリッジミュートはピック弾き、ツーフィンガーなど右手の奏法によってやり方が違います。

奏法別にやり方をご紹介します。

ピック弾き・親指弾き:右手の手とうをブリッジに乗せる


この動画の0:18~あたりが分かりやすいです。

ピック弾きでは右手の手とうを弦にあてながら弾くことで、弦の振動を抑えます。
押し当てる強さを変えることで、ミュートの効き具合をコントロールできます。

動画はピック弾きですが、親指弾きも基本的には同じやり方でブリッジミュートします。

指弾き(ツーフィンガー):ミュート素材を弦に押し当てる

ツーフィンガーでの指弾きではピックのように手とうでのブリッジミュートができません。

指弾きでは弦にミュート素材を押し当てることでブリッジミュートします。

いろいろなミュート素材
  • ティッシュ
  • スポンジ
  • ミュート専用グッズ

実際のブリッジミュートの様子

弦をミュートできればなんでもいいので、ミュート素材は「ふわっとしていて柔らかいもの」なら大丈夫です。

MEMO
ミュート素材を選ぶ時は、

  • 演奏中に外れないか
  • 狙った音が出ているか

が大切です。

便利なブリッジミュートグッズ

Gruv Gear FUMP

簡単に着脱ができるブリッジミュート。
4弦、5弦エレキベースの低音弦側からファンプを差し込むような形で装着するため簡単に着脱する事ができ、ステージ上でも即座にミュートサウンドに対応する事が出来ます。
使用しない時はストラップなどにクリップしておく事とも可能です。
引用元:Amazonの商品説明より

取り外しや取り付けが簡単にできるのはライブの時にも使えますね。
動画を見る限りミュート具合もいい感じです。

NordyMute

ブリッジミュートグッズNordyMute)

取り付けるだけでヴィンテージ感溢れるサウンドに大変身!?スポンジミュートと木材カバーを組み合わせたシンプルな構造で取付も簡単。プレイスタイルを選ばず、妥協のないトーンが得られます。可愛い見た目も◎!
引用元:サウンドハウス

【おまけ】ブリッジミュートが効いたかっこいい曲


ピノ・パラディーノさん親指弾きでのミュート弾きです。

BassGeek編集部

ピノさんいい音や・・・


亀田誠治さんのブリッジミュートを使ったピック弾きです。
リッケンの太い音とミュートの相性もばっちりです。