8弦ベースってなに?復弦のチューニング方法や演奏動画をご紹介

8弦ベース

8弦ベース「復弦」があるベースのこと


8弦ベースは復弦があるベースの事です。
(ただまれに復弦がない8弦ベースを指す事もあるので注意)

通常ベースは4弦ですが、8弦ベースでは各弦と隣り合わせで細い弦が貼られています。
この細い弦が復弦です。(副弦、複弦といったりもします。)

ポイント
複弦があることで、倍音がプラスされて音がキラッとします。

ちなみに押弦は通常のベースよりちょっとやりにくいですが、意外とすぐに弾けます。
ただ、速いフレーズは難しいかもしれません。

複弦のチューニング

この細い複弦は隣り合う弦の1オクターブ下の音にチューニングされています。
例えば4弦の開放はEですが、複弦の方の開放は本来の4弦の12フレットのE(1オクターブ下のE)に調整されています。

あたり前ですが、複弦にもペグがついていてちゃんと8本分チューニングする必要があります。

BassGeek編集部

チューニングはこまめにね!約束ですよ!

【演奏動画】8弦ベースどんな音がする?


8弦ベースは複弦があることで倍音が足されているので、すこしキラッとした音になります。
この動画だと分かりづらいかもしれないですね・・・


こちらの動画は各弦に複弦が2本ずつ追加されている12弦ベースです。
倍音がプラスされて音がキラキラしているのがわかります。

BassGeek編集部

スラップも意外と弾けそう!

8弦ベースのモデル

SCHECTER ( シェクター ) / RIOT SESSION-8 ANS

シェクターの8弦ベースです。
10万円いかないくらいで買えますね!

8弦ベース用の弦

もちろん弦もあります。上記はダダリオです。
やっぱり通常のものと比べると2倍近くしますね。

チューニングやメンテナンスは少し気を遣いますが、ちょっと変わった8弦ベースを試してみるのもいいかもしれません。
フォデラのアンソニージャクソンモデルのベース【6弦ベース特集】使いやすいものから激レア品まで一挙に紹介